TOP > ARCHIVE - 2016年10月

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古書店主

古書店主 (ハヤカワ文庫NV) 文庫 – 2013/12/19
マーク・プライヤー (著), 澁谷 正子 (翻訳)


セーヌ川に露天商が
古本売ったり絵葉書売ったり
ブキニストって言うんだって


組合があって
許可も必要で
新規参入まで8年待ちとは…


ブキニストが集める古本には
著名人の初期の本とかサイン入りの本とか
マニアが泣いて喜ぶお宝があるらしい


そんなブキニストと本を通じたお友達
っていうのはちょっとうらやましい


別に本の歴史的価値とかさっぱりな私には
まったくもって無意味な友かもしれないが


でそんな男が目の前で誘拐される
何という設定をするのだ
この作者は


ただ者ではないブキニストの正体や
背後の本当の犯罪や
胡散臭い昔の仲間や


いい具合にこんがらがってきて
面白くなってきた


それにしても
ブキニストが友というのはうらやましい
でもやっぱりちょっとリスキーか?


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サニーサイドエッグ

サニーサイドエッグ (創元推理文庫) 文庫 – 2010/5/22
荻原 浩 (著)


ハードボイルドな生き方。
一度はあこがれる男の生き方?
もちろん女が実践しても良いのだが
現実には貫き通すにはハードルがものすごく高い。


そもそも義とか腕っぷしとか感情をしまうとか背中とか
女はそれほど興味ないようだし。
何はともあれあこがれのハードボイルドを
実践してみるとどうなるか・・・
というのがこの作品なのかなあ。


かっこつけてこらえてヒーロー目指すも
腕っぷしが付いていかず色気も足りず滑りまくりで
いちいち心理描写がくどすぎるザ不器用な男。


自分大好きでどんどん妄想に拍車がかかり、
あまりに自分に言い訳がましいいじらしさと、
ほんの紙一重の馬鹿が付くほどお人好しと、
それを支えるフィリップ・マーロウの名言。


でも弱音ははかない。


いやはきそうになる。
この等身大で我々と一見同じ目線にいる男は、
結局自分で弱音を消化する。


自分の目の前の現実から
目をそらしつつも逃げず立ち向かい
気が付けばかなり滑稽に泥まみれ
ほこりまみれのクモの巣まみれの・・・
かっこよさ。


それがたとえペット探しのエキスパート
としての能力開花だとしても、
なりふり構わず突き進む姿は、
まさにあこがれのハードボイルド。



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ロング・ロング・アゴー

ロング・ロング・アゴー (新潮文庫) 文庫 – 2012/6/27
重松 清 (著)


友達ってなんだ


子供の付き合いって
ピュアなのか
それとも親が選ぶのか
いや、やっぱ自分で選んでんだな


友達


親の都合とか
クラスの勢力図とか
自分の好き嫌いとか
全部ひっくるめて
自分で選んでんだ


友達


広く浅く濃く深く適当に真剣に何となく無作為に
でも
自分で選んでんだ


大切かそうじゃないか
男か女か親友か知り合いか
わかんないけど友達選んでんだ
それは自分で選んでんだ


とにかくそういうことだ



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